インプラントの通院頻度
インプラントの通院頻度は治療の段階で異なります。
期間はお口の状態によって個人差がありますが、少し期間を置く時期もありますし、早めに来院していただく期間もあります。
そこで今回は目安にはなりますが、インプラントの通院頻度についてご紹介します。
〇インプラントの治療の流れ
⒈ カウンセリング
始めにお口の悩みを伺って可能な治療をお話させていただく時間です。
インプラントの疑問について解消していただく時間でもあります。
次回は精密検査になりますが、精密検査までは患者様の予定に合わせて期間を決めていただけます。
⒉ 精密検査
口腔内検査やレントゲン撮影・CT撮影・お口の模型をもとにインプラントの治療計画を立てていきます。
治療計画はインプラントの設計図の役割を果たすのでとても重要です。
精密検査から治療計画までは1~2週間程度の間に通院していただくことが多いでしょう。
⒊ 治療計画・前処置
精密検査をもとにどのようなインプラント治療を行うか決定していきます。
また、手術前に前処置やお口の中のクリーニングを行っていきます。
治療計画からインプラント手術までは、前処置でほかの歯に治療の必要がない場合には1週間~1か月程度の間に通院していただくことが多いでしょう。
⒋ インプラント手術
インプラントを埋め込んであごの骨に定着するまでの期間を待ちます。
個人差がありますが、あごの骨に定着するまでの期間は3~6カ月程度の期間です。
その間に様子を見せていただく場合もありますが、定着するまでの期間は3~6カ月程度の期間があいてからの通院になります。
⒌ 2次手術(2回法の場合)
歯ぐきを切開してインプラントの上に土台を立てます。
歯ぐきが治るのを2~3週間程度待ってから型取りをしていきます。
⒍ 被せ物の型取り
歯ぐきが治ったのを確認してから型取りをしていきます。
型取りをしてから被せ物ができるまでの1~2週間程度後に通院していただきます。
⒎ 被せ物の装着
被せ物を合わせてかみ合わせをチェックしていきます。
インプラントに負担がかからないように細かくかみ合わせを調整します。
食事などをしてかみ合わせをチェックしていくので、1~2週間程度あけて通院していただくことが多いでしょう。
⒏ かみ合わせと最終チェック
食事をして、生活してみて使用感を確認します。
問題がないようであればメインテナンスに移行していきます。
メインテナンスは骨の状態にもよりますが、3~6カ月程度で通院していただきます。
インプラントは治療の段階で通院頻度が異なります。
あごの骨との定着を待つ期間は少し期間がありますが、毎週通うことはありません。
インプラントの治療頻度は個人差もありますので、お気軽にご相談くださいね。